【新型登場】エアロロード TREK MADONE Gen8が新たに登場！新型ってどう変わった？
by: イワナミ

新型TREK MADONE SLR Gen8が発表されました。
このブログではモデルチェンジに伴った技術的なお話を！
昔から神戸店でMr.TREKといわれているイワナミが解説！
時代はエアロバイク、軽量バイクを別の自転車ではなく、軽量なバイクにエアロ性能を！

カラーや価格などはこちらから⇩

TREK MADONE SLR Gen8

There’s only one. 究極のレースバイク。

Émondaのように軽く、Madoneのように速い。最速と最軽量が一つに。
第8世代のMadoneは、Trekを象徴する2つのスーパーバイクを組み合わせた衝撃的なバイク。Émondaのように軽く、Madoneのように速いこのバイクは、まさに両カテゴリーのベストであり、みんなが必要とする唯一無二のロードレースバイク。
Madone Gen 8はMadone Gen 7とカーボンÉmondaに取って代わりますが、その超軽量、超エアロデザインは、それら両方のお客様により良い走りをもたらします。飛ぶように上り、平地を疾走する。Madone Gen 8は、すべてをこなすために作られたのではありません。勝つために作られたのです。

Émondaのような軽さ

Madone Gen 8は、まったく新しい900シリーズOCLVカーボンと先鋭的な新しいチューブ設計により、現行のÉmonda SLRフレームセットと同程度の軽さを誇り、前作のMadone Gen7フレームセットよりも320グラム軽量です。Émondaにお乗りの方もご満足いただけるでしょう。そして前作までと製造工程を変えることにより内面がよりきれいになり軽量化へも一役買っています。

Madone Gen 7と同等の速さ

Madone Gen 8のまったく新しいFull System Foilエアロチューブ形状とAero Bottle/Cage（SLRモデルは付属）が、超高速のライダーシステムの構築に貢献します。Aero Bottle/Cageを利用することによってMadone Gen 7と同等の速さを手に入れることができます。以前までは車体のみでの空力を見られることが多かったですが、昨今の技術の進化もあり車体＋人間で空力を考えられるようになったのもありチューブ形状の変更があったのではないでしょうか。

軽くて快適なIsoFlowテクノロジー

Madone Gen 8の最新IsoFlowテクノロジーは、従来よりもさらに軽く、垂直方向のコンプライアンスが最大80%向上。路面振動を巧みに吸収するので、長い時間、力強く走れます。空力だけではなく乗り心地の向上はうれしいですね。レースだけではなくロングライドでも体力維持につながるのでは⁉

人間工学に基づいた新しい軽量ハンドルバー/ステム

新開発の超軽量OCLVカーボン製Aero RSL Roadインテグレーテッドバー/ステムは、超高速のエアロ形状、ドロップ部より3cm狭いブラケット部（Gen 7と同じドロップ形状）で、ライダーを究極のエアロポジションに導きます。サイズに関しては17種類の展開とかなり選択の幅が広くなっています。

Blendr システム

ぱっと見は何が変わったの？という方も多いかもしれないですが、サイコンマウントの取り付け形状も一変されています。

サイズ展開

元々8サイズではなく6サイズでの展開に。各メーカー各バイクごとにジオメトリーチャートが出ていますが、モデルによってはスタックとリーチの寸法が結構近いなんてことが意外とあります。日本人の中で多いのはS、Mサイズあたりでしょうか。以前のXSサイズは47サイズより少し小さいサイズ感となっています。また1つのシートマストでも2段階調整ができ、さらにショートとロング、0mmオフセットと20mmオフセットなどかなり選択肢の幅が広くなっています。そしてサイズ展開が少なくはなりましたがサイズごとによってチューブ造形を変えることによって剛性感にばらつきが出ないようになっています。サイズ展開が減るとコストカットをしているようなイメージを受けますが、全くそんなことはなくよりコストをかけた設計になっています。

カラーオーダーProject One

TREK社の誇るカラーオーダーシステムProject Oneが今作MADONE Gen8でもオーダー可能に。現段階(2024/06/28)では完成車のみでのオーダーとなります。

カラーオーダーで色々試すのはタダ！今すぐ買わなくても気になるカラーを試してみてはいかがですか？
Project Oneはこちらから。カラーだけではなくサイズ感やギアの組み合わせまで決めれます！
現在発表時では1か月ほどの納期となっていますが、世界一斉オーダースタートなので納期が延びてしまう可能性がございますのであしからず。

その他

今回車体と同時に発表されたTrek RSL Aeroウォーターボトル＆ケージに関しましては専売というわけではございませんのでお取り寄せ可能となります。Aero Bottle/Cageセットでの販売となり、税込み11,800円となります。専用ボトルが付属してきますが、通常ボトルも利用可能となります。またフレームサイズや形状によっては干渉する恐れがございます。個人的にはMADONE Gen7モデルにつけるとさらに空力が増すのでは⁉なんて思ったり。

Bontrager史上最速のAeolus RSLタイヤの登場。サイズ展開は26/28/30/32c。
センタートレッドに硬めのラバーを、ショルダー部にはコーナーでのグリップ力を高める柔らかめのラバーを配置。R3 TLRと比べて転がり抵抗を3.7ワット軽減させています。（時速35km、荷重68kgでR3 TLR 28cとAeolus RSL 28cを比較）以前あったR4タイヤと同様320tpiのコットンケーシングを採用し、路面への追従性を高めて快適さと速さを同時に実現。

今回説明しきれていない情報もございますので追ってご紹介いたします！
より詳しく聞きたいよって方はぜひ店頭にて！